単行本6巻56ページ目(喪51:モテないし同性を意識する)の1シーン。
もこっちが休み時間にリップを塗るネモを見ていたら、ネモが「使う?」とリップを貸してくれました。そういう性格なんだと思いますがこのネモの無防備な提案に対し、人付き合いにあまり慣れていないもこっちは間接キスという事を過剰に意識してしまい、あっと言う間に「ネモは百合」という結論に至ります。
しかし 私は普通(ノーマル)だからな… まぁ ゆうちゃんの匂いかいだりセクハラしたりするけどそれは普通の範囲内だし…
なんだったらおっぱい揉みたいし… ゆうちゃんだったらキスまではOKだけどそれも普通の範囲内だし…
でも普通の私がこの有様なら異常性(アブノーマル)のこの子は一体どんなことを私に……!?
次の休み時間、もこっちは岡田に誘われて仲良く一緒にトイレに行くネモの後をつけて用事もないのにトイレまでついて行ってしまいます。
本当は私と行きたかったんだろうな…
まあ… 急に二人でイチャイチャしたら世間の目も厳しいしな…
しかし個室の中でネモと岡田の会話を聞いていたら、ネモが岡田にも「何か」を貸している事を知ってしまい、もこっちのアブノーマルな恋?は儚く散るのでした。