目次

喪125

モテないし遠足がはじまる

基本情報

収録巻 13巻
英題 I'm not popular, so The field trip begins.

あらすじ

3年生の遠足当日朝。JR舞浜駅の改札で田村ゆり田中真子と合流した黒木智子は集合場所のネズミーランドに到着したが、出発前に吉田茉咲から「悪いな 今回は他の奴らと回るから」と告げられる。

ネズミーランドでは根元陽菜岡田茜清田良典鈴木くん加藤明日香南小陽達男女8人グループも集合していたが、岡田さんはなぜかムスっとした表情をしており、根元さんと離れた位置にいた。直後、智子達を見かけた根元さんは突然「私 別の人と回るね」と清田くんに告げてグループを離脱してしまい、その様子を見ていた岡田さんまでもがムスっとした表情のまま「私も今日は別行動させてもらうね」と言いだした結果、男女で分かれてしまう。一方、3人で回ろうとしていた智子達の所に来た根元さんは「最後の遠足だしいつもの人じゃなく3人と遊びたいと思ったんだけど」と理由を伝え、同行することになった。

根元さんがみんなに積極的に話しかけながら4人で園内を歩いていると真子が、雌猫の間グループとはぐれてしまい、スマートフォンを忘れたため連絡が取れずベンチで途方に暮れていた内笑美莉に気が付いた。同様に真子に気付いた(と思われる)うっちーのアピールを独り言だと感じた真子がスルーしようとした時、泣きついてきたうっちーからグループと合流できるまでの間、一緒に回らせてと頼まれる。真子はうっちーのためを思ってグループメンバーの宮崎さんに連絡しようとするが、智子をチラ見していたうっちーは「余計なことをしないで!!」と断り、結局うっちーも同行することに。

5人で回っているとゆりが、ネズミーランドグッズを身に付けてふくれた表情の吉田さんを発見したが、智子達をチラ見した吉田さんも「気が変わった」という理由でグループに加わることになり、それぞれの思いを秘めながら6人は歩き出した。

登場人物

黒木智子 田村ゆり 田中真子 吉田茉咲 荻野先生 伊藤光 清田良典 加藤明日香 根元陽菜 岡田茜 南小陽 鈴木くん 和田くん 小宮山クラスメイト 内笑美莉 宮崎さん

名言

クラス替わったら もう友達じゃないの!?(内笑美莉)

なんだこのメンツ? しかも6人って多くね?(黒木智子)

何この面白そうなグループ!? やっぱり黒木さんは 普通じゃないな……(根元陽菜)

久しぶりに4人だ……(田村ゆり)

ゆり 楽しそう(田中真子)

つーかお前ら なんで耳つけて ねーんだよ 買い行くぞ(吉田茉咲)

補足

本話で清田良典とグループを組む男子3名が登場するが、そのうち1名は2年次の小宮山クラスメイトである。彼もまた伊藤光初芝くんと同様、引き続き小宮山琴美と同じクラス(智子と同じ3年5組)となった可能性がある。彼の本名は明らかにされていないが、同様にこの時点では本名不明だった、背を向けている少し小柄な男子は後に和田くんと判明している(喪135)。

同じく本話で真子のセリフから、これまで本サイトにて便宜上「雌猫(ポニテ白)」と呼称していた女子生徒の本名が「宮崎」だと判明した。

智子一年の時の遠足は、単行本2巻の裏表紙にその時の清田くんと根元さんと他の生徒三人との集合写真が載っている。智子は仮病で未参加(喪49)。

研究ノート

本話で根元さんが智子達のグループに合流した時、ゆりには「話すの初めてだね」と発言していたことに対して、真子にはその様な発言がなく親しげに会話しており、「まこちゃん」と呼んでいたことから二人は仲が良いことが窺えるが、いつ頃から仲良くなったのかは描写がなく不明である。

外部リンク


喪124 喪126