文書の過去の版を表示しています。
喪1
モテないしちょっとイメチェンするわ
基本情報
収録巻 | 1巻 |
英題 | I'm not popular, so I'll try a little makeover! |
あらすじ
「これはとある女の子… モテない女の子の… どうでもいい日常の物語」
原宿教育学園幕張秀英高等学校入学を控えた一ヶ月前。「喪女」(もじょ)の定義を知った主人公・黒木智子(15)は、自分は喪女ではなくモテるんだ、高校生活が「人生で一番モテる時期!」だと確信し、高校生になる日を待ちわびていた。
…そして、原幕入学から約二ヶ月後。夢だった女子高生になった智子だったが、モテるどころか二ヶ月近くもクラスメイトとすら会話できていないことに焦りを感じていた。平静を装うものの、楽しそうにはしゃいでいる男女グループの声を聞いた智子は内心では悔しさを露わにし、彼らを蔑んでいた。
帰宅後、プレイしていた乙女ゲームを途中でやめた智子は制服に着替え、鏡の前で自分なりのコーディネートを開始した。途中、何年かぶりに鏡を長時間見続けたために嘔吐してしまうが、それでも自分が可愛いのかどうかを自問していた。
楽しい女子高生ライフを送るために、濁った目を何とかしたいと思った智子が智子父の眼鏡を拝借したことをきっかけに、イメージチェンジを図ればモテるようになるのではないかと考え、より高みを目指すべくその方法を探っていた。そして男子に見てもらいたい欲求が高まった智子は帰宅した弟・黒木智貴の前に姿を現すのだが…。
登場人物
名言
おかしいな… 女子高生だが 二か月近く高校生と会話 していないぞ(黒木智子)
そうだよ私程度がブス名乗ったら本物のブスに失礼だ(黒木智子)
補足
本ページでは便宜上記載したが、この時点では高校名は明らかにされていない。
冒頭、智子が着用しているトレーナーには「SPARK」と記載されているが、テレビアニメ版の次回予告時には「スパーク」とカタカナで記載されていた。
智子が鏡を見続けて嘔吐した後にゲシュタルト崩壊と発言しているが、本話においては「智子が鏡を見続けたために自分の顔がよくわからなくなってしまったこと」という意味合いで使用されている。概念などの詳細はリンク先を参照されたい。