大松さん

原宿教育学園幕張秀英高等学校の女子生徒で黒木智子の1年次のクラスメイト。同じくクラスメイトである清田良典・岡田茜たちの友人で、智子からは「リア充グループ」の一員としてみなされている。原作では本名が明らかにされていないが、後述する理由から本サイトでは「大松さん」と呼称する。

無色(テレビアニメ版では茶色系)のロングヘアーをポニーテールでまとめており、前髪とポニーテールの根元にそれぞれ大きさが異なるリボン状の髪留め(テレビアニメ版では前者がクリップ状、後者は輪ゴム)を付けていることが特徴。一人称は「あたし」(喪4)。

上まつげの形は岡田さんと似ているが、彼女よりも目は大きく描かれている。

性格は明るく、笑顔をみせているシーンが多い。男女分け隔てなく接することができるタイプで、1年次では清田くんたちのグループの他にクラスメイトの女子生徒たちとも交流があるようで、智子の1年次の回想では彼女たちと「かわいい」と言い合っている様子が描かれていた(喪149)。

制服の着こなし方については初登場時のみネクタイを締めていたが、それ以降は大多数の生徒と同様に緩めるようになった。盛夏時はベストを着用していることが多く、制服用以外にはワンポイントが入った私服用と思われるタイプのものを着用していたこともある(喪12)。靴下は黒のオーバーニーソックス(喪34)・白のハイソックス(アニメ喪4)を履いている。

本編では高校3年次にあたる喪149に喪50以来となる久々の登場を果たしたが、前述通り智子の回想としての登場であり、それ以降は登場していない。

高校卒業後の進路は明らかにされていない。

原幕へ入学し、所属クラスの10組では智子・清田くん・岡田さんたちとクラスメイトになった。入学時の座席は最前列(喪39での智子の回想より)。学校生活では清田くんたちと仲が良く、行動を共にしていることで智子からは僻み・妬み・恨みの対象として嫌悪されており、大松さんが帰宅時の電車でいつも隣に座る男子(テレビアニメ版では「男」と発言)がいることについて話していた際は心の中で「自意識過剰め!」という辛らつなツッコミを入れていた(喪24)。

初登場となったテスト最終日では、カラオケに行くメンバーを尋ねてきた清田くんに「あたしとみきてぃ¹⁾とあと…」と答えている(上記「基本情報」の画像)。カラオケの後は清田くんたちと共にワクドナルドへ寄り道しており²⁾、たまたま先に訪れていた智子は彼らと鉢合わせしそうになり焦ってしまった(喪4)。

一学期の最終日(終業式の日)では智子が足早に帰宅しようとする中、自分の所へ向かおうとしている清田くんに腕を伸ばして笑顔でリラックスした様子をみせている(喪12)。

岡田さんとの会話中、彼女が痴漢の被害に遭った話を聞かされた時は同情し、自分も高校生になった直後に被害に遭ったことを伝えていた(喪24)。

新学期の席替えでは智子の左斜め後ろの席になった。智子がゴキブリを踏み潰した左足の上履きを洗い終わって着席した際は、表情は描かれていないものの他のクラスメイトと同様、智子の行為に引いていたと思われる(喪34)。

2年生に進級したが、所属クラスは明らかにされていない。清田くんたちとはクラスが分かれてしまったが、同じく別のクラス(1組)になった鈴木くん(喪97)と同様に彼らとの交流は続いているようで、ある日の放課後に岡田さん・鈴木くんと廊下で談笑していた(喪50)。

3年生に進級したと思われるがその様子は作中では描かれておらず、所属クラスや学校生活の様子も明らかにされていない。

喪4 喪12 喪24 喪34 喪39(回想) 喪50 喪149(回想)

清田良典 岡田茜 鈴木くん

本ページについては、前述通り原作では氏名は明らかにされていないが(本編中「大松」だと判断できるカットはない)、テレビアニメ版で「大松」という名字(エンディングのキャストクレジットで確認できる)が付与されたことを受け、ページ名が「大松さん」として作成された経緯がある。

原作では、作中で確認できる限りでは同じグループながら根元陽菜と絡む描写はみられなかったが、テレビアニメ版では前述した岡田さんとの会話シーンに根元さんも追加されたことで、三人での会話シーンに変更されている(アニメ喪4)。