単行本6巻103ページ目(喪55:モテないし七夕)の1シーン。
生徒会主催の七夕。みんなでわいわいと願い事を短冊に書いて竹に飾る他の生徒達を横目に、「本当にくだらないわ」と興味のないフリをしながらも放課後にみんなの書いた短冊を読みに行くもこっち。
しかしその内容は期待外れというか予想通りというか退屈なものばかりで、もこっちは「絶対こんなのより私のが面白いの書けるよ」とウケ狙いの短冊を書いて自分も飾る事にします。
翌日、その反応が気になって他の生徒達の会話に聞き耳を立てていたもこっちは、一人の生徒から「こっちの結構面白いじゃん」と自分の書いた短冊が褒められて、上の画像の様にしゃがみ込みながら顔を赤らめ思わずニヤリと笑います。
普段心の中で他の生徒達に対してさんざんに悪態をついていながら、ちょっと褒められただけでこの反応。褒められ慣れてないというか、もこっちはどれだけ他人からの好意に飢えているんでしょうか。
とにかくこれで気を良くしたもこっちは、「もっと面白いの飾ってやる…!」と他にもたくさんのウケ狙いの短冊(主に下ネタ)を書いて飾ろうとしますが、そこを真面目に七夕を楽しむ今江先輩に見つかり、反省してふざけた短冊をはずそうとした所を今度は荻野先生に見つかり、自分の書いた短冊を人前で飾るというもこっちにとってはツラい罰を受けるのでした。
ちなみに最後のコマの短冊の願い事は、英語版6巻だとこうなってます。
大きな希望を忘れない 1年後の7月 非処女の自分を信じて
I won’t forget those great hopes. I’ll trust that I’ll be a nonvirgin in July one year from now.
巻末の解説には元ネタになったZONEの「secret base ~君がくれたもの~」の説明も載っています。