単行本3巻60ページ目(喪22:モテないし写真を撮る)にあるシーン。
文化祭も終わって通常授業に戻り、クラスメートがしているプリクラの話題に聞き耳をたてるもこっち。「興味ないわ…」と言いつつプリクラならものすごくかわいく撮れるんじゃないかと自分もプリクラを撮ってみたくなってしまいます。
しかしこんな時に頼りになるゆうちゃんはテスト勉強中、弟の智貴には冷たく断られて、翌日の放課後誰もいないスキを見計らって一人でプリクラの機械へと滑り込みます。
一回分の料金400円を投入して撮影開始となりますが、自動音声によるガイダンスがもこっちに対して、特に一人ぼっちでプリクラ撮影なんかしているもこっちに対して、かなりハードルの高いポーズを要求してきます。
あごの下でピースだよ!
(ぐっ!? 恥ずかしい…!! なんで一人でポーズ決めなきゃならんのだ)可愛くハートポーズしてみてね
(は ハート!!?)アヒル口で決めてねー
(違う これアヒル口じゃない しゃくれさせただけだ!!)可愛くテヘペロ
(つーか何枚撮んだよ!!)
一人カラオケもだいぶハードルが高いですが、一人で無理にテンションを上げるというのはキツいですよね。あとは一人ファミレスとか、一人映画とかどちらかというと他人の目が気になるパターンもありますが、こちらは個人的にはあまり気になりません。
結局できたシールは事前に想像していたセルフイメージとはかけ離れたものとなり、さらにゲーセンに貼られた他のリア充たちのプリクラシールを見て落ち込むもこっち。使い道のないこのシールを、なぜか智貴の部屋に貼りまくるという謎の行動に出て、また無駄に弟を怒らせてこのエピソードは終わるのでした。