単行本1巻49ページ目(喪3:モテないし昔の友達に会う)にあるセリフ。このあと「だからゆうちゃんも頑張って!!」と続くわけですが、もこっちにしては珍しく感情のほとばしる熱いセリフ、そして他人を思いやるセリフ。
高校デビューを果たしたはずのゆうちゃんだけど、何やら悩みを抱えてそうな感じ。女子高生になればそれだけでモテる、そうでなければ見た目がよければモテる、と色々と(おかしな)努力を続けるもこっちですが、美少女に生まれ変わったはずのゆうちゃんがどこか寂しそうな発言を繰り返すのを見て、別れ際にこのセリフを言います。一種のシンパシーでしょうかね。「でもでもそれでも頑張ってるし!!」という繰り返しの部分がとても良いと思います。
でもそんなもこっちの気持ちは、そのあとの「高校で初めてできた彼氏とケンカしたくらいで何落ち込んでたんだろー」というゆうちゃんの空気を読まないセリフでぶち壊されます。そして元気に手を振るゆうちゃんの言葉を無視して「ヤンデレ男子 言葉責めCD」の世界に逃避するもこっち。ゆうちゃんも自分と同じような悩みを抱えていると思っていたら、悩みの次元がまったく違っていたというこのギャップ感。もこっちが可哀想すぎて笑い萌えます。
ちなみにこの部分は英語版1巻だとこうなってます。
私も女子高生になって楽しいのかなって思ってたけど全然そんなことなくって!! でもでもそれでも頑張ってるし!! だからゆうちゃんも頑張って!!
I THOUGHT I’D BE HAVING ALL KINDS OF FUN WHEN I GOT TO BE A HIGH SCHOOL GIRL TOO, BUT IT’S JUST NOT ANY FUN AT ALL!! BUT, BUT, BUT! DESPITE IT ALL, I’M STILL DOING THE BEST I CAN!! SO YOU DO THE BEST YOU CAN TOO, YUU-CHAN!!