単行本1巻60ページ目(喪4:モテないし寄り道)にあるモノローグ。
夏休み前の一学期最終日、学校帰りにクラスのみんながカラオケに行くというのに誘ってもらえなかったもこっち。女子高生になったら友達と学校帰りに色々と寄り道をしようと考えていたもこっちは、ひとりでも気軽に楽しめる場所としてとりあえずブッグオブ(ブックオフ)で立ち読みをする。ウシジマくんらしい漫画をはじめ20冊ほど立ち読みで読破したもこっちは、一休みするために一人でワクドナルド(マクドナルド)に入ってハンバーガーを購入。
ハンバーガーひとつ注文するのでさえ顔を赤らめて恥じらうもこっちの絵がかわいいですが、久しぶりに食べたハンバーカーの美味しさに感動して満足感に浸ります。
「ハンバーガーなんて小学生以来だけどこんなにうまかったっけ? こんな物 子供かバカの食べ物だと思っていたのに…!」
-食後-
「なんだかんだで一人でも楽しいじゃないか。そりゃまあ友達とか男子とか一緒ならもっと楽しいだろうけど…」
「なんつーか… これからっしょ」
ファストフードって子供の頃は親に連れられて食べに行くものですが、学生や大人になると友達とおしゃべりしたり時間を潰したりしに行くものなんですよね。値段的に決して安くはないし、腹を満たすだけなら立ち食い蕎麦とか牛丼の方が安くて美味いというのは、完全にぼっちの思考パターンだと自分でも思います。
それはさておき、一人ではあるけど念願の寄り道を達成して満足感に浸るもこっちですが、このあとカラオケ帰りのクラスメートがやってきてピンチに陥ります。その後、髪型をかえた上に変顔をしてクラスメートから気づかれるピンチは切り抜けますが、弟の友達から「超ブス」と言われてヘコみます。もこっちの幸せは長くは続かないのでした。
ちなみにこの部分は英語版1巻だとこうなってます。
なんだかんだで一人でも楽しいじゃないか。そりゃまあ友達とか男子とか一緒ならもっと楽しいだろうけど… なんつーか… これからっしょ。
NO MATTER WHAT THEY SAY, YOU CAN STILL HAVE FUN BY YOURSELF. ALTHOUGH IT’D BE EVEN MORE FUN WITH FRIENDS OR A BOY… NOW, NOW… ALL IN GOOD TIME.
“NOW, NOW… ALL IN GOOD TIME.” で「まあ、いずれそのうち機会があれば…」ってニュアンスですね。