単行本3巻43ページ目(喪21:モテないし文化祭に参加する)にあるモノローグ。
文化祭二日目、前日と違い今日はゆうちゃんが来るという事で自分も文化祭を楽しめるかも知れないと期待するもこっち。そして友達二人と一緒にやってきて高校生にしてはちょっと派手目な服をきたゆうちゃんは、もこっちを見つけた瞬間、嬉しそうに抱き付きます。中学生のときのゆうちゃんではありえなかった突然の行動に驚いたもこっちは混乱したのか、女子高生としてはちょっとありえない思考を展開します。
クソ 相変わらずメスの匂いプンプンさせやがって
それにみんなの前でおっぱい押しつけやがって とんだビッチだよ!!
ちくしょう! せっかくだからケツさわっとくか…!!
発想が完全におっさんというか、ここまで露骨な思考をする人はおっさんでも少ないんじゃないかと思います(笑)。
しかしただでさえ普段から孤独に耐えているもこっちにとって、友人とのハグはよほど心地よかったのか、もう一度ゆうちゃんに抱き付いてもらいたいと色々と策を巡らします。
いやエロい意味じゃなく なんかゆうちゃんに抱かれると安心するというか寂しさがまぎれるというか…
一時だが文化祭のぼっちの自分を忘れることができた
全ぼっちが泣いた(;_;)
保護欲を掻き立てられるというか、もこっちを今すぐ抱きしめてあげたくなるというか、むしろこちらが「ちくしょう!」です。
あとはゆうちゃんと一緒にお化け屋敷に入ったり、クレープやチョコバナナを食べながらおしゃべりしたり、色々なクラスや展示を見て回ったりしてもこっちは文化祭をそれなりに楽しみます。
ゆうちゃんが一緒に来た友達と帰ってしまった後はまた一人ぼっちになってしまったもこっちですが、(もこっちの視点では)見知らぬ犬の着ぐるみに抱きしめられて風船をもらい、なんだか釈然としない雰囲気のままもこっちの高校一年の文化祭は幕を閉じるのでした。
ちなみにこの部分は英語版3巻だとこうなってます。
クソ 相変わらずメスの匂いプンプンさせやがって それにみんなの前でおっぱい押しつけやがって とんだビッチだよ!! ちくしょう! せっかくだからケツさわっとくか…!!
CRAP, AND OF COURSE SHE’S ABSOLUTELY REEKING OF FEMALE. SHE’S EVEN GOT HER BOOBS PRESSED AGAINST ME FOR ALL THE WORLD TO SEE. WHAT A TOTAL BITCH!! DAMMIT! SINCE I’M ALREADY HERE, I MIGHT AS WELL GRAB HER ASS…!!
TOTAL BITCH (笑)。