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変態姉妹

小宮山琴美>変態姉妹

井口朱里>変態姉妹

概要

弟の黒木智貴に恋心を寄せる小宮山琴美井口朱里の二人組に対する黒木智子の呼び名である(喪91)。読み方は「へんたいシスターズ」。別名「竿姉妹【さおしまい】」(喪95「おせっかい」)。

結成まで

姉とされた小宮山さんは中学時代のバレンタインに黒木家へ訪れた際(喪47)の智子の誤解から、妹とされた朱里は学食で黒木きょうだい・小宮山さんと同席した際(喪91)の「私も見てみたいな黒木くんのちんちん」という発言から、二人は智子より「弟のちんちんを付け回す人物」だとそれぞれみなされていたことが変態姉妹結成のきっかけとなった。

結成後

小宮山さんは朱里との初対面時に「智貴の姉」だというウソを付いてしまったため、朱里からは「お姉さん」と呼ばれており(喪83)、学食で智子から変態姉妹と呼ばれてしまった直後にウソを付いていたことを朱里に謝罪したが、朱里からは引き続き違う意味で「お姉さん」と呼ばれることになった(喪91)。

後に智子・小宮山さん・朱里の3名が図書室で顔を合わせた段階で小宮山さんは「智貴くんも智貴くんのあそこも好き……」「自分の気持ちに嘘をつきたくないから」と開き直って半ば自分が変態であることを認めており、朱里も智子・小宮山さんから強く促される形で、智貴のちんちん1)が好きだと白状させられた(喪101)。また、この時の智子は小宮山さん・朱里と顔を合わせた瞬間に「変態シスターズ!!?」と絶叫している。

智子は主に妹とされた朱里へのイジりをしばらくの間続けており、「変態シスターズ」のほかに「竿姉妹の妹」(喪95「おせっかい」)や「チンチン妹」(喪113)と呼んだこともある。その後智子が3年生に進級してからも認識し続けていたようで、朱里が友人の与田紗弥加と共に黒木家へやってきた際には朱里を「ち●ち●妹【シスター】」「ちん妹【シス】」と呼んでおり、紗弥加に対しても「ちん棒2)」と呼んでいた(喪168)。

メンバー

智子によって付けられた呼び方で無論本当の姉妹ではないが、朱里は学食で小宮山さんから智貴が好きだということを正直に告白された時はウソの件を許しており(単行本10巻おまけ「喪91その後……」)、智貴を巡る恋のライバル関係となったが二人はこの時点では比較的良好な関係を築いており、バレンタインでは小宮山さんが智貴に渡すチョコを用意していなかったこと3)を彼女から聞かされた朱里はチョコ作りの手伝いを自ら申し出ており(喪113)、まるで姉をフォローする妹のような振る舞いを見せている。

補足

研究ノート

1)
作中ではこの箇所のみ「…が」とボカされているが、直後の智子のモノローグから判断できる
2)
「ちん妹【シス】の相棒」の略
3)
前述した中学時代の出来事がトラウマになっていたため(喪47)