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本名 | ゆい |
あだ名 | |
初登場 | 喪12 |
肩書き | 高校生 |
家族 | 不明 |
所属 | 原宿教育学園幕張秀英高等学校 |
声 | 種﨑敦美 |
原宿教育学園幕張秀英高等学校の女子生徒。 智子1年次の初登場回(喪12)で友人から「ゆい」と呼ばれていることがわかるが、名字は明らかにされていない。 初登場時は学年が不明だったが、智子3年次に再登場した(喪185)ことから智子と同学年であることが判明した(所属クラスは不明)。
広いおでこを見せるように大きく分け、先端が黒くなっているトーン処理された髪(初登場時は肩までのショートカットだったが、再登場時では肩のあたりまで伸びていた)・大きく盛られた上まつ毛・大きな目が特徴。また、智子がゆいさんを目にした時に「あんなかわいい子」(喪12)と感じた通り、目鼻立ちは整っているがどことなくクールな雰囲気を漂わせているのも特徴のひとつである。
襟元を開けたブラウスの上からベストを着用しており、吉田茉咲と同じくネクタイは付けていない。 また、吉田さんのものと似たピアスの他にネックレスを装着している(喪12)ことから、他の生徒に比べて若干派手で大人びた印象を受ける。
これまでの登場回はいずれも図書室で小説を読んでいるシーンであることから、読書を好んでいる模様。読んでいる小説のタイトルは『インストーレ』(喪12)・『着のみ着のままで』(喪185)。
智子はゆいさんを「夏休み前日に図書室にいる=確実に友人がいなくて暇な奴」という推測から心の中で社会不適合者呼ばわりし、ひとりで小説を読んでいたところ(上記「基本情報」の画像)から勝手に自分と同じシングルス(ぼっち)認定していたが、実際はシングルスどころか友人(描写からわかるのは2名)がおり、彼女たちと合コンに行こうとしていた1)ところから(喪12)、リア充かつ異性との交流に積極的である性格が窺える。
ゆいさんが読んでいた小説『インストーレ』『着のみ着のままで』の元ネタは『インストール』『生【き】のみ生のままで』(綿矢りさ)と思われる。また、ゆいさんの友人のひとりに綿矢氏と同じ名前2)の「りさ」と呼ばれている人物(友人2名のどちらかなのか、もしくは言及のみの人物なのかは作中からは判断できない)が存在する。