ユーザ用ツール

サイト用ツール


喪213_後編

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
喪213_後編 [2023/05/17 00:52] – [補足] syumote喪213_後編 [2025/07/12 21:04] (現在) – ↷ 移動操作に合わせてリンクを書き換えました。 mokonymous
行 3: 行 3:
  
 ===== 基本情報 ===== ===== 基本情報 =====
-| 収録巻 |  |+| 収録巻 |[[24巻]]  |
 | 英題 |  | | 英題 |  |
 | ページ数 | 13 | | ページ数 | 13 |
行 9: 行 9:
  
 ===== あらすじ ===== ===== あらすじ =====
-前回から引き続き文化祭前日体育館では文化祭当日に行われるイベントの通し稽古が行われている。+前回から引き続き蛍輝祭(文化祭)前日の模様。体育館では当日に行われるダンスイベントの通し稽古が行われている中、3年5組の生徒たちは[[二木四季]]と[[清田良典]]を中心に清田・岡田組映画のスクリーンチェックを行っていた。そこに[[佐々木風夏]]が参加するバンドのリハーサルを行うためにやって来ると、[[黒木智子]]は[[田村ゆり]]と自分たちがバンドをやったらどうなるのか…という妄想をしばし語り合っていた
  
-二木さんと清田くんを中心に清班の映画のスクリーンチェックをしていると、そこにバンドで出場する予定の風夏がやってきて、智子はゆりと自分達がバンドをやったらという妄想をしばし語る。 +清田・岡映画のスクリーンチェックが無事終わり、後は黒木組映画の編集を残すだけとなったことで5組の生徒たちは体育館を後にするが、去り際に智子は1年の自分は体育館に椅子を並べるのを手伝い、あとは一人で座って他人の出し物を見てるだけだったことを思い出していた。
- +
-清田班のスクリーンチェックが無事終わり、後は智子班の映画の編集を残すだけとな体育館を後にするが、去り際に智子は1年の時の自分は体育館に椅子を並べるのを手伝い、あとは一人で座って他人の出し物を見てるだけだったを思い出す。 +
- +
-場面は変わって今度は廊下で暇を持て余す吉田さんとその友人たち。お化け屋敷でコンニャクを使って驚かすという話を聞いた智子は切れ目を入れたらもっと怖くなるという提案をする。 +
- +
-その意味を瞬時に理解した麗奈・杏奈に対して、意味がよく分からなかったゆりは隣にいた真子にどういう事かと聞くのだが...+
  
 ===== 登場人物 ===== ===== 登場人物 =====
行 52: 行 46:
 出し物の宣伝という形ではあるが、原幕の部活動(文化系)に化学部・調理部が存在していることが本話にて明らかになった。今後、その様子が作中で描かれるのかどうかは不明。 出し物の宣伝という形ではあるが、原幕の部活動(文化系)に化学部・調理部が存在していることが本話にて明らかになった。今後、その様子が作中で描かれるのかどうかは不明。
  
-3月2日に公開予定だった本話は、原稿の完成まで残り数ページという状況で作画担当が首のヘルニアを発症したため休載し公開を翌週の9日へ延期したが、想定していたよりも首の状態が悪くて作画時間が取れなかったという理由で9日も引き続き休載・公開再延期の処置が取られた。その代替として9日に「休載のおしらせ」(1ページ)が無料公開され原作担当より休載および延期に至るまでの状況説明(前述)とおわびのコメントが発表されたが、原作担当が20歳の頃から抱いていたという「とある夢」をかなえるため、作画担当が休養している間に3日間ほど沖縄へ行くことも合わせて報告された。後に単行本23巻の描き下ろしまんが「あとがき」(3ページ)にて当時の二人のやりとりが再現されており、「休載のおしらせ」や沖縄の件にも触れている。+杏奈はネクタイをリボンの形になるように結んでいるが、本話では1コマのみ通常の結び方で描かれているシーンが存在している。その前後のシーンはリボンで描かれているのでおそらくあやまって描かれたものだと思われるが、結果的に「もし杏奈がネクタイを通常通りに結んだらどうなるのか…?」というifに応えるような貴重な描写となった。なお、本話が収録された単行本24巻では当該シーンは修正されていない。 
 + 
 +本話は本来なら3月2日に公開予定だった、原稿の完成まで残り数ページという状況で作画担当が首のヘルニアを発症したため休載し公開を翌週の9日へ延期した。しかし「想定していたよりも首の状態が悪くて作画時間が取れなかったという理由で9日も引き続き休載・公開再延期の処置が取られその代替として9日に「休載のおしらせ」(1ページ)が無料公開された。「休載のおしらせ」では原作担当より休載および延期に至るまでの状況説明(前述)とおわびのコメントが発表されたが、原作担当が20歳の頃から抱いていたという「とある夢」をかなえるため、作画担当が休養している間に3日間ほど沖縄へ行くことも合わせて報告された。後に単行本23巻収録の描き下ろしまんが「あとがき」(3ページ)にて当時の二人のやりとりが再現されており、「休載のおしらせ」や沖縄の件にも触れている。
  
 ===== 研究ノート ===== ===== 研究ノート =====
 ==== 「CiNEPLEX」について ==== ==== 「CiNEPLEX」について ====
-本話にて3年5組の出し物の名称が「CiNEPLEX」であることが判明したが、作中のロゴから[[https://www.unitedcinemas.jp/index.html|ユナイテッド・シネマ]]が運営している映画館の「シネプレックス」が元ネタであると考えられる。ちなみに作中ではユナイテッド・シネマ幕張が入居している[[wpjp>メッセ・アミューズ・モール]]とおぼしき外観の施設が1コマのみ登場したこともあり、この時の「シネプレックス」ロゴは若干ボカされたような感じで描かれていた([[喪120]])。また、一般的には「同一の施設に複数のスクリーンが置かれている映画館(サイト)」のことをシネマコンプレックス(シネコン)もしくはシネプレックス((前述した映画館名ではない))と称しており、作中では2本(黒木と清田・岡田)の映画を上映することから「CiNEPLEX」という名称に決めたものと思われる。+本話にて3年5組の出し物の名称が「CiNEPLEX」であることが判明したが、作中のロゴから[[https://www.unitedcinemas.jp/index.html|ユナイテッド・シネマ]]が運営している映画館の「シネプレックス」が元ネタであると考えられる。ちなみに作中ではユナイテッド・シネマ幕張が入居している[[wpjp>メッセ・アミューズ・モール]]とおぼしき外観の施設が1コマのみ登場したこともあり、この時の「シネプレックス」ロゴは若干ボカされたような感じで描かれていた([[喪120]])。また、一般的には「同一の施設に複数のスクリーンが置かれている映画館(サイト)」のことをシネマコンプレックス(シネコン)もしくはシネプレックス((前述した映画館名ではない))と称しており、作中では2本(黒木と清田・岡田)の映画を上映することから「CiNEPLEX」という名称に決めたものと思われる。 
 + 
 +==== スーパー銭湯のモデルについて ==== 
 +本話のラストで智子たちが訪れたスーパー銭湯は13ページ3コマ目の描写から、少なくとも外観に関しては千葉市美浜区に存在するスーパー銭湯「[[https://www.yurakirari.com/makuhari/|JFA夢フィールド 幕張温泉 湯楽【ゆら】の里]]」がモデルになったと考えられる。同店舗の特徴のひとつとして「[[https://www.jfa.jp/nfc/|高円宮記念JFA夢フィールド]]」(日本サッカー界の選手育成・日本代表強化・指導者育成の拠点となるトレーニングセンター)の敷地内に立地していることが挙げられ、この特徴が作中に活用されているのかは描写が見られないため不明だが、[[喪214_中編]]にて姉のお目付け役として訪れるはめになった[[黒木智貴]]とはサッカーつながりという縁がある店舗だと言えるのかもしれない
  
 ===== 外部リンク ===== ===== 外部リンク =====
行 64: 行 63:
  
 [[喪213_中編]] [[喪213_中編]]
-[[特別編16]] +[[特別編21]] 
-+((ガンガンONLINE掲載順)) 
 + 
 +← 
 +[[喪213_中編]] 
 +[[喪214_前編]] 
 +→((単行本24巻収録順)) 
 + 
喪213_後編.1684252378.txt.gz · 最終更新: by syumote