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光山先生

基本情報

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本名     光山(みつやま)
あだ名   この教師      
英語表記
初登場   喪158    
肩書き   教師(教科は不明)     
所属  原宿教育学園幕張秀英高等学校
名前の由来 光山英和

概要

原宿教育学園幕張秀英高等学校の男性教師(担当教科は不明1) )。蛍輝祭(黒木智子3年次)開幕直前のエピソード(喪211)にて名字が判明したが、名前は引き続き明らかにされていない。

特徴

スクリーントーンがかかった短髪を真ん中で分けており、黒縁眼鏡を掛けている。これらの特徴は彼が氏名不詳だった頃の本サイトにおける仮称の由来となった。年齢は明らかにされていないが、外見から判断する限りでは荻野先生と同様、若年の部類に入ると思われる。一人称は「俺」(喪158)。

トップスは長袖(喪158)もしくは半袖(喪160)の襟付きシャツやタートルネック(喪211)を着用しており、ボトムスの長ズボンや色合いも相まってシックな雰囲気が感じられる服装で勤務している。足元については初登場時は黒い靴を履いていたが、時にはサンダル履きで過ごすという意外な一面もある(単行本24巻表紙 裏(カバー下))。

5組の授業を担当しているのにもかかわらず(喪188)、智子は彼の名字を覚えていないようで「この教師」と呼んでいた(喪158)。また、智子が「どっかのクラスの担任だったな」と思い出していること(喪158)から、学年は不明だが担任としてクラスを受け持っていることがわかる。

生徒指導室にて智子と吉田茉咲に謹慎理由を説明する(上記「基本情報」の画像)・謹慎期間1日目に謹慎内容とスケジュールを説明する・一日の最終カリキュラム時に書かれた反省文の内容を確認後、終了を告げる(以上、喪158)・最終日に行われる校長・荻野先生・2人の母親を交えた面談形式の指導に同席する(喪160)など、謹慎指導の中心人物であるような描写が多く見られることから生徒指導の担当である可能性が高い。

蛍輝祭の出し物が映像作品の場合はクラス担任と共に公開前の内容確認を行っているが(喪211)、荻野先生のセリフから演出への修正が必要か否かの最終的な判断は彼に裁量権があることが窺える。

基本的に表情が変わらず、「この中に入れろ」「次はこれをやれ」といった命令口調なのも相まって冷たい人物である印象を抱きがちだが、謹慎期間最終日に2人が課題プリントで100点を取った時は笑顔を見せながら「謹慎期間中 真面目にやった結果だな」と成果を褒めており(喪160)、黒木組の映像作品チェックを行った際も荻野先生が根元さんの演技シーンに激怒して修正箇所を多数求めてきたこと2)に対して終始冷静に確認しており、高校生活で最後の蛍輝祭となる智子たちの心情を考慮してか当該シーンこそ修正対象と判断しつつも、他の箇所は事実上不問とすることを荻野先生に提案する(喪211)など所々で生徒思いの一面を見せており、けして冷たい人物ではないことがわかる。

登場回

喪158 喪159 喪160 喪188 喪211

本編外での登場

単行本24巻表紙 裏(カバー下)に登場。左手で教材を抱えながらこちらを見ている。足元はサンダル履き。

補足

前述した通り、光山先生が初登場以降氏名不詳だった時期の本サイトでは、特徴から便宜上「中分け眼鏡教師」と呼称していた。また、喪158のページでは当時の編集者が喪158の研究ノート#中分け眼鏡教師の名前についてという見出しの考察を行っている。詳細は当該項目を参照のこと。

名字の由来になったと思われる光山英和氏は、千葉ロッテマリーンズに2001年のシーズンのみ捕手として在籍し、2003年に現役を引退した後に他球団でのコーチを経て、マリーンズの2022年12月11日付けニュースリリースにて2023年のシーズンより「一軍・二軍統括コーチ兼統括コーディネーター」に就任することが発表された。なお、同球団には22年ぶりの復帰となる。

研究ノート

1)
3年5組の授業シーンでも教科がわかるような描写は見受けられなかった(喪188)
2)
当該シーンは性的な演技であることが明らかなため、来場の可能性がある生徒の保護者に対して考慮しなければならず、教師としては至極真っ当な要求である。また、未成年でクラスの教え子である根元さんや他の生徒たちに悪影響が及ばないようにしようとする荻野先生の生徒思いな性格が強く現れている