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イケメン先輩

基本情報

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本名
あだ名   イケメン
英語表記
初登場   喪86
肩書き   高校生
家族  不明
所属 原宿教育学園幕張秀英高等学校
サッカー部
3年4組

概要

原宿教育学園幕張秀英高等学校の男子生徒で学年は黒木智子の一つ上・黒木智貴の二つ上にあたる3年生。本名は明らかにされていないため、本サイトでは便宜上「イケメン先輩」と呼称する。

特徴

今江恵美生徒会女子・有吉進1)と同学年で、所属クラスは4組(喪115(前編)2) )。智子2年次の卒業式にて彼女たちと共に原幕を卒業したが、卒業後の進路については明らかにされていない。

明るい色(無色)のショートカットと細めの眉毛、常に笑顔を絶やさないことが特徴。端正な顔立ちをしており、智子もイケメン認定している。身長は174cmの黒木智貴よりもわずかに背が高い(喪86)。

サッカー部で智貴の2年先輩だが、作中ではイケメン先輩のみ部活描写がみられなかったため、ポジションやサッカーの実力については明らかにされていない。智子のクラスメイトと思しき女子生徒から3年生でサッカー部の先輩「だった」人と過去形で呼ばれているので(喪86)、初登場時には既に部活動を引退していたものと思われる。

若干チャラい口調ではあるが前述通り常に笑顔で人当たりが良く、誰に対しても優しく接している。それは下級生に対しても例外ではなく、体育祭では1年生の後輩で恐縮していた智貴の急な頼みを断らず、2年生の後輩で急遽借り物競争でペアを組むことになったために挙動不審状態だった智子との初対面時(上記「基本情報」内の画像)には、特に疑問を感じることなくスマートに接している(喪86)。作中でわかる限りでは一度しか会っていなかった智子のこともきちんと覚えており、卒業式前に再会した時はイケメン先輩の方から声をかけている(喪115(前編))。また、智子がコサージュを付けるのに時間がかかってしまっていても特に何も言わずそのまま待っていたところからも、温厚な性格であることが窺える。これらの描写よりイケメン先輩は下級生からは気になる存在のようで、前述の女子生徒がわざわざ智子に話しかけるほどである。

初登場時のイケメン先輩

初登場だった体育祭(喪86)では、智子が出場した借り物競争のお題が「イケメン」で、あてがなく困り果てた智子の頼みを断った智貴が自分の代わりに連れてきた。リレー以外に出場する個人競技がなく暇だったようで、1年生の後輩で恐縮している智貴の頼みを快く聞いている。そして「じゃあ 行くか」と智子をやさしくエスコート3)しながら一緒に走り、5着でゴールした。また、この様子を目撃していた井口朱里は借り物競争での智子の態度を不審に感じていた(喪88)。  

その後のイケメン先輩

自身の卒業式(喪115(前編))では、卒業式直前に荻野先生から「卒業生にコサージュをつけてあげてね」と言われた智子が向かった3年4組の教室で「あれ?智貴の姉ちゃんじゃん」と声を掛けたことから智子のことを覚えていた様子。なかなかうまくコサージュをつけることができなかった智子に文句一つ言わず、ようやくつけ終わった時に笑顔で「サンキュー」と言いながら智子の頭を優しくポンとしていた。

登場回

喪86 喪88(回想) 喪115(前編)

友人

補足

研究ノート

1)
卒業式で後姿が描かれたモブキャラクター。詳細は喪115(前編)の「補足」の項目を参照
2)
単行本12巻には前後編がまとめられた喪115として収録
3)
智貴はイケメン先輩に恐縮していたが、姉の扱い方には不満を感じていた模様