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鈴木くん

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鈴木くん [2025/06/06 18:57] – [登場回] 喪232(後)を追加 syumote鈴木くん [2025/08/24 05:16] (現在) – 内容の加筆修正 syumote
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 ===== 概要 ===== ===== 概要 =====
-[[原宿教育学園幕張秀英高等学校]]の男子生徒で[[黒木智子]]の1・3年次のクラスメイト。本作品の初期より登場しており後に判明したが、3年次のエピソード([[喪163]]「こはるちゃん②」)で苗字と顔が一致し、本人であることが確定した。名前は明らかにされていない。+[[原宿教育学園幕張秀英高等学校]]の男子生徒で[[黒木智子]]の1・3年次のクラスメイト。本作品の初期より登場しており、テレビアニメ版にて名が設定された人物のひとり。後に原作においてもアニメから逆輸入する形で3年次一学期の席替えエピソード([[喪144]])にて名字のみ先行で登場した後、クラスメイトである[[南小陽]]のエピソード([[喪163]]「こはるちゃん②」)にて名字と顔が一致し、本人であることが確定した。名前は明らかにされていない。
  
 ==== 特徴 ==== ==== 特徴 ====
-茶色系(単行本[[23巻]]表紙)のショートカットと端正な顔立ちが特徴。リア充グループで[[清田良典]]よりもわずかに背が高く([[喪125]])、男子生徒の中でも高身長の部類に入る+一人称「俺」([[喪97]])。
  
-制服着こなし方はャツとカディガン組み合わせが定番で、男子生徒の中では珍しくネクタイを着用しないことい([[喪122]][[喪125|125]]・[[喪207|207]]など)。+髪型スタイルがトカットなは原作とテレビアニメ版共通しているが後者では若干長めでボリューム感あるように描かれてる。髪の色は原作のモノクロ原稿では無色・カラーイラスト(単行本[[23巻]]カバー表(表紙))ではベージュ。アニメ([[アニメ1]]ほか)では茶色
  
-性格面で、1次二学期席替え直後に冗談で「やべー周りうぜー奴多い」と発言する([[喪19]]。上記基本情報の画像)・3年次の遠足で仲違いした[[根元陽菜]][[岡田茜]]がグループを離脱した際には「うぜーなあいつら こんなこでケンカしてんじゃねーよ」不満を口する(喪125)・[[和田くん]]が[[マロ]]を撫でている様子を見掛けた時は不機嫌そう表情「なんだこの犬」と尋ね、清田くんらマロの素行を説明された後「まじか変態犬か…つーか飼い主変態なのか そんなの仕込んで」と発言する(単行本[[17巻おまけ]]「飼い犬」)など口の悪さが目立ち遠足時くだりからは気が短い様子窺える。+端正な顔立ちをしており、そのさま同学年の[[麗奈]]からイケメン([[喪222_前編]]((単行本[[26巻]]には前中後編がまとめれた喪222として収録)) )称されるほど。身長のデータは明らかされていないが、リア充グループは[[清田良典]]よりもわずかに高く([[喪125]])、男子生徒中で高身長の部類に入る。
  
-で、2年次にひりだけ違うクラになったことについて清田くんから「戦力外だけどな」と茶化された際に「俺だけ2-1に選抜だっつー」と言い返したり([[喪97]])、3年次球技大会では全競技終了後の表彰式でラスの代表として総合3位の表彰状授与されていた清田くんに向かって「おい! (サッカーで)一回戦負けた奴が代表面してんだよ」と辛らつなツッコミを入れており、その後も「ひっめー」野次を飛ばして([[喪154]])など、親しい友人に対しては子どもっぽい一面も見せている。 +制服着こなしはワイシャツ組み合わせが定番([[喪19]]ほか)男子生徒では珍しくネタイ着用しないラフなスタイル過ごすことが多い([[喪122]]・[[喪125|125]]・[[喪207|207]]ほか)。
  
-の清田くんや和田くんと異なり、仲の良グループ以外の女子生徒へ自分から話かけている描写が見られず例えば智子に対しては1年次の席替え([[喪19]]・[[喪23|23]][[特別編2]])や2年次に学食同席し際(喪97)に一度も会話しなかた、[[南小陽]]に対しては興味がなからなの3年次の遠足では目の前にいたにもかかわらず男4人で回らね?」とまるで存在無視するような発言をしていたが、友人([[美馬サチ]])日本史A教科書れたので貸してほしと頼まれたは「?ああまぁいけど」と反応しつつも快く貸しており(喪163こはるちゃ」)、全く嫌っているわはない。+性格面では温厚な物が多子生徒の中では珍、1年次二学期の席替え直後に冗談で「やべー周りうぜー奴多い」と発言する([[喪19]]。上記「基本情報」の画像)3年次に[[和田くん]][[マロ]]を撫ている様子を見掛け時は不機嫌そう表情で「なんだこの犬」と尋ね、清田くんらマロの素行を説明され後に「じか変態犬か…つーか飼い主が変態なのか そんなの仕込んで」と発言する(単行本[[17巻おまけ]]「飼犬」)ど口悪さが目立ち、3年次の遠足で仲違[[根元陽菜]]と[[岡田茜]]がグループを離脱した際「うぜーなあいつら こんなとこでケンカしてんじゃーよ」と不満口にする(喪125)・3年次の[[蛍輝祭]]で和田くん下級生[[黒木智貴]]から頭殴られた際は激高しながら智貴胸倉を掴む([[喪232_後編]]((単行本[[27巻]]には前中後編がまとめられた喪232として収録)) )など気が短く、けんかっ早様子も窺える。ただし智貴からは返り討ちにされた上、後彼への復讐を誓った際に和田くから「鈴木じゃ無理じゃない」と言われてまっいることから([[234_中編]]傷だらけのみ」)、けんかの実力あまり高くないようである
  
-スポーツが得意かどうかは不明だがそれなりに身体能力は高いようで、3年次の清田・岡田班の映画撮影では飛んできたサッカーボールを左足で軽く蹴り上げ、続けて和田くんへ右足でパスしている描写が見られる([[喪210_中編]]「お祭りさわぎ」)。+その一方で、2年次にひとりだけ違うクラスになったことについて清田くんから「戦力外だけどな」とイジられた際に「俺だけ2-1に選抜だっつーの」と言い返す([[喪97]])・3年次の球技大会では全競技終了後の表彰式でクラスの代表として総合3位の表彰状を授与されていた清田くんに向かって「おい! (サッカーで)一回戦負けした奴がなんで代表面してんだよ」と辛らつなツッコミを入れており、その後も「ひっこめー」と野次を飛ばしている([[喪154]])・3年次の蛍輝祭では女子生徒からのウケがいいからという理由だけで和田くんに密着する([[喪220_中編]]((単行本[[25巻]]には前中後編がまとめられた喪220として収録))「見ながら食う」)など、親しい友人に対しては子どもっぽい一面や自分勝手な一面をみせているが、智貴が和田くんを殴った時(前述)は即座に怒鳴りながら智貴に対して「2年のくせに何 和田に手出してんだ!」と怒りをあらわにしていたことから(喪232(後編))、友人が危害を加えられた際にはそれを見過ごせない熱い一面も持ち合わせている。 
 + 
 +友人の清田くんや和田くんと異なり、仲の良いグループ以外の女子生徒へ自分から話しかけている描写がほぼみられないことも特徴で、例えば智子に対しては1年次二学期の席替え時(喪19・[[喪23|23]]・[[特別編2]])や2年次に学食で同席した際(喪97)など接する機会はそれなりにあったにもかかわらず、これまで会話したことが一度もない(智子の友人かつ3年次のクラスメイトである[[田村ゆり]]・[[田中真子]]・[[吉田茉咲]]たちに対しても同様)。南さんに対しては興味がないからなのか、遠足では彼女が目の前にいたにもかかわらず「もう男4人で回らね?」とまるで存在を無視するような発言をしていたが、彼女から友人([[美馬サチ]])が日本史Aの教科書を忘れたので貸してほしいと頼まれた時には「ん?ああまぁいいけど」と反応しつつも快く貸しており(喪163「こはるちゃん②」)、全く嫌っているわけではないことや話しかけられた際にはきちんと応対している様子がわかる。3年次の蛍輝祭では他クラスの麗奈に自分から話しかけているが、二人に面識があったのかどうかは不明(喪222(前編))。 
 + 
 +スポーツが得意かどうかは不明だが身体能力やコントロール能力はそれなりに高いようで、3年次の清田・岡田映画では飛んできたサッカーボールを左足でリフティングし、続けて右足で和田くんへパスしている描写([[喪210_中編]]((単行本[[23巻]]には前中後編がまとめられた喪210として収録))「お祭りさわぎ」)や自分の下駄箱(下から四段目)に靴を蹴って入れている描写([[喪217_前編]]((単行本25巻には前中後編がまとめられた喪217として収録)) )がみられる
  
 高校卒業後の進路については明らかにされていない。 高校卒業後の進路については明らかにされていない。
  
 ==== 高校1年次の鈴木くん ==== ==== 高校1年次の鈴木くん ====
-1年次は[[1年10組|10組]]所属。清田くん・岡田さん・根元さんたち(智子が認識している「リア充グループ」メンバー)友人で、二学期の席替えでは彼らと近い席になり、笑いながら軽口を叩きあっていた(喪19)。智子の左隣でもあるが、前述通り特に会話をしている様子はられなかった(喪19・23・特別編2)。+原幕に入学。所属クラスの[[1年10組|10組]]では智子・清田くん・和田くん((当時は登場なし))・岡田さん・根元さん・[[大松さん]]・[[岡さん]]とクラスメイトになっ智子が認識している「リア充グループ」メンバーの一員で、二学期の席替えでは彼らと近い席になり、笑いながら軽口を叩きあっていた(喪19)。智子の左隣でもあるが、原作では前述通り特に会話をしている様子はられなかった(喪19・23・特別編2)。テレビアニメ版については後述
  
 ==== 高校2年次の鈴木くん ==== ==== 高校2年次の鈴木くん ====
-2年生に進級し、1組所属となった(喪97)。清田くんたちとはクラスが別々になってしまったが疎遠になったわけではなく、放課後に岡田さんや[[大松さん]]((2年次のクラスは不明))と会話していたり([[喪50]])、清田くん・岡田さん・根元さんと一緒に学食に訪れる(喪97)など、彼らとの交友は変わらず続いていることがわかる。+2年生に進級し、1組所属となった(喪97)。清田くんたちとはクラスが別々になってしまったが疎遠になったわけではなく、放課後に岡田さんや大松さん((2年次のクラスは不明))と会話していたり([[喪50]])、清田くん・岡田さん・根元さんと一緒に学食に訪れる(喪97)など、彼らとの交友は変わらず続いていることがわかる。
  
 ==== 高校3年次の鈴木くん ==== ==== 高校3年次の鈴木くん ====
-3年生に進級し、所属する5組では智子・清田くん・和田くん・根元さん・岡田さん・[[岡さん]]の6名と再びクラスメイトになった(所属クラスはゴールデンウィーク前の全校集会で5組生徒が整列している中、清田くんの後ろにいること([[喪137]]扉絵)・席替え後の座席表に字が記載されていること([[喪144]])確認できる)。これまでと同様クラス分け直後に会話していた([[喪122]])清田くんや和田くんと行動を共にすることが多い。+3年生に進級し、所属する[[3年5組|5組]]では智子・清田くん・和田くん・根元さん・岡田さん・岡さんの6名と再びクラスメイトになった所属クラスについて、クラス分け直後の教室で清田くんと会話している((この時点では別クラスではないかという見解もみられた。清田くんのページを参照))([[喪122]])・ゴールデンウィーク前の全校集会で5組生徒が整列している中、清田くんの後ろにいること([[喪137]]扉絵)・席替え後の座席表に字が記載されていること([[喪144]])から確認できる。これまでと同様、清田くんや和田くんと行動を共にすることが多い。
  
-遠足では当初男女8人グループで回る予定だったが、根元さんと岡田さんが仲違いの末にそれぞれ取った行動に対して不快感を示し、その場に南さんがいたにもかかわらず男子4名で回ることを提案した。その結果、彼女たちの行動に困惑した様子をせていた清田くんも同意せざるを得ず、男子グループと女子グループで別行動することになってしまう([[喪125]])。鈴木くんは二人の行為に不快感を示しながらも彼なりに心配していたようで、本音をぶつけ合って仲直りした根元さんと岡田さんが男子グループと再合流した際に、根元さんに「どうする?今から一緒に回るか」と声をかけている([[喪130_上]])。最終的には男女グループが復活し、途中離脱した南さんを除く7名で回ることになった(喪130(上))。+遠足では当初男女8人グループで回る予定だったが、根元さんと岡田さんが仲違いの末にそれぞれ取った行動に対して不快感を示し、その場に南さんがいたにもかかわらず男子4名で回ることを提案した。その結果、彼女たちの行動に困惑した様子をせていた清田くんも同意せざるを得ず、男子グループと女子グループで別行動することになってしまう([[喪125]])。鈴木くんは二人の行為に不快感を示しながらも彼なりに心配していたようで、本音をぶつけ合って仲直りした根元さんと岡田さんが男子グループと再合流した際に、根元さんに「どうする?今から一緒に回るか」と声をかけている([[喪130_上]]((単行本[[13巻]]には(上)(下)がまとめられた喪130として収録)) )。最終的には男女グループが復活し、途中離脱した南さんを除く7名で回ることになった(喪130(上))。
  
-球技大会では大会中の様は描写されていなかったが(同じく描写がない男子バスケットボール参加していた可能性がある)全競技終了後の彰式でクラスの代表者して総合3位の表彰状を授与されていた清田くんに向かて辛らつなツッコミを入れており、その後も野次飛ばしていた([[154]])。+GW後の席替えではの左斜め前の席なり座席には「鈴木」記載されている。ま、この時は智子の周りに清田くん(右斜め前の席)・和田くん(ひとつ前の席)・岡さん(右隣の席)たち元1年10組のメンバーが集まっており、鈴木くんも該当するはずだが、清田くんがそのこと話題にしていた時はなぜか輪の中に加わらなかった(喪144)。
  
-[[荻野先生]]より「智と[[吉田茉咲]]に謹慎処分が下された」とう報告を受け後は友人たちと集まり、マンガを介して智子と関係あった和田んや清田くん謹慎につて会話しているのを横聞いていたが、清田くんが「それだ!二人マンガ雑誌差し入れすんべ」と発言した際には「刑務所よ」とツッコミを入れていた([[157]])。+球技大会では大会中の様は描写されなかったが(同じ描写男子バスケットボールに参加していた可能性があ)、全競技終了後表彰式クラスの代表者として総合3位の表彰状を授与されていた清田くんにって辛らつなツッコミを入れており、その後も野次を飛ばしていた(喪154)。
  
-蛍輝祭の準備編では当初、清田・岡田映画『バカッコイイ日常。』にスタッフとして参加していた(喪207)。[[三家さん]]からの差し入れが原因で多数のスタッフ・キャストが体調不良で欠席してしまう事態(鈴木くんは無事だった)が発生したことで人員が不足し撮影に支障が出る状況まで追い込まれてしまった時は、[[二木四季]]が友人関係であるクラスメイトの[[廣畑くん]]・南さんや他クラスの[[杏奈]]・[[麗奈]]・[[柿沼くん]]((彼のみ所属クラス不明))に依頼し補充要員として手伝ってもらうことを提案したが、岡田監督が後者の参加について疑問を呈した際には笑顔でとりなすように「緊急だしよくね?」「和田が女役やってる状況だし」とている(喪210(中編)「お祭りさわぎ」)。また、鈴木くん自身もキャスト側に回り、欠席した男子生徒の代役として出演することになった。+担任の[[荻野先生]]より「智子と[[吉田茉咲]]に謹慎処分が下された」という報告を受けた後は友人たちと集まり、マンガを介して智子と関係があった和田くんや清田くんが謹慎について会話しているのを横で聞いていたが、清田くんが「それだ!二人にマンガ雑誌差し入れすんべ」と発言した際には「刑務所かよ」というツッコミを入れていた([[喪157]])。 
 + 
 +蛍輝祭の準備編では当初、清田・岡田映画『バカッコイイ日常。』にスタッフとして参加していた(喪207)。[[三家さん]]からの差し入れが原因で多数のスタッフ・キャストが体調不良で欠席してしまう事態(鈴木くんは無事だった)が発生したことで人員が不足し撮影に支障が出る状況まで追い込まれてしまった時は、[[二木四季]]が友人関係であるクラスメイトの[[廣畑くん]]・南さんや他クラスの[[杏奈]]・麗奈・[[柿沼くん]]((彼のみ所属クラス不明))に依頼し補充要員として手伝ってもらうことを提案したが、岡田監督が他クラス生徒が参加することについて疑問を呈した際には笑顔でとりなすように「緊急だしよくね?」「和田が女役やってる状況だし」というフォロー入れたことで最終的に岡田監督も彼らの参加を受入れた(喪210(中編)「お祭りさわぎ」)。また、鈴木くん自身もキャスト側に回り、欠席した男子生徒の代役として出演することになった。 
 + 
 +蛍輝祭1日目では、5組の仮打ち上げ時も女装を続けていた和田くんにあきれた様子をみせていたが、彼から清田くんより「女装コンテスト(第一回ミス原幕コンテスト)」への出場を勧められたという話を聞かされると「お前出たら余裕で勝つだろ」と返している([[喪217_中編]])。その和田くんとは二人で校内を歩く様子もみられた[[喪220_前編]][[扉絵]]。和田くんが出場したコンテストの予選で拍手数による決勝戦進出者を決める際はクラスメイトが笑顔で拍手しているなか、なぜかひとりだけ真顔だった((この時に両手を下ろしているが手の部分はコマ外のため、拍手しているかどうかは確認できない))。その後和田くんに「やっぱ楽勝じゃねーか」と声を掛けている(喪220(中編)「見ながら食う」)。 
 + 
 +その後は和田くんと共にライブを観戦していたが、その近くに智貴と吉田さんが二人きりで会話しだすと麗奈・二木さんたち共々、彼らの動向を気にしつつ観戦するようになった。麗奈が彼らに動きがなくてつまらないと口にした時は「あの二人の前で 誰かがイチャついたりしたら雰囲気変わんじゃね」という作戦を提案し、彼女はその作戦に同意していた。なお、この作戦では後からやってきた清田くんが近くにいた三家さんと[[快]]を呼んでいるが、二人ののろけっぷりを見せつけられた吉田さんをイラつかせる結果に終わっている(喪222(前編))。その後、智貴たちは見知った人物が増えたために自分たちが見られていることに気付いており、杏奈から別の作戦を尋ねられた際は「まぁ こんなもんじゃね」と返している([[喪222_中編]])。それ以降も和田くん・杏奈たちと共に智貴たち四人(根元さんと[[小宮山琴美]]が加わったため)の様子を眺めていた([[喪222_後編]])。 
 + 
 +蛍輝祭2日目は和田くんが決勝戦に進出した「第一回ミス原幕コンテスト」を清田くん・岡田さん・[[小宮山クラスメイト]]たちと共に観戦しており([[喪232_前編]])、「和田くんの自己アピールタイムにステージへ上がり、彼をお姫様だっこする」という計画を立てていた(和田くんは鈴木くんを見ながら「盛り上げる為に軽く仕込んではいるけど…」(喪232(前編))と称していた)。ところが他の決勝進出者の自己アピールのインパクトが強すぎたため、鈴木くんの計画では女子ウケはしても、ネタ的にも真剣【ガチ】的にも弱いと感じた和田くんから指で×印のサイン(計画中止の意味)を送られている。その後、和田くんは自己アピール時にアドリブでお互いに面識のない智貴とディープ・キスをしたため、ギャラリーに強い印象は残せたものの怒った彼から頭を殴られてしまい、その様子を見ていた鈴木くんも怒声を上げつつ智貴に詰め寄ったが、何もできないまま左ほほを殴られKOされてしまった(喪232(後編))
  
 ===== 登場回 ===== ===== 登場回 =====
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 [[喪232_前編]] [[喪232_前編]]
 [[喪232_後編]] [[喪232_後編]]
 +[[喪234_中編]]
  
  
行 92: 行 104:
 単行本[[15巻]]の表紙 表に登場。 教室のベランダで清田くん・和田くんと会話しているシーンが描かれている。 単行本[[15巻]]の表紙 表に登場。 教室のベランダで清田くん・和田くんと会話しているシーンが描かれている。
  
-単行本[[18巻]]特装版小冊子の描き下ろし特別編「世界から男が消えたなら」に登場(言及のみ)。特別編の世界では清田くん共々突然いなくなってしまい、岡田さんが二人を捜していた。また、本話では岡田さんから「鈴木」と呼ばれていることが判明した。+単行本[[18巻]]特装版小冊子の描き下ろし特別編「世界から男が消えたなら」に登場(言及のみ)。特別編の世界では清田くん共々突然いなくなってしまい、岡田さんが二人を捜していた。また、本話では岡田さんから「鈴木」と呼ばれていることが判明した(テレビアニメ版では1年次二学期の席替えエピソード(アニメ喪10)で呼ばれている)
  
 単行本[[22巻]]の表紙 裏に登場。さわやかな笑顔を見せつつ『バカッコイイ日常。』に登場する紙の束を抱えている和田くんの隣でペットボトルを手にしており、撮影合間のオフショットを連想させるようなシーンが描かれている。 単行本[[22巻]]の表紙 裏に登場。さわやかな笑顔を見せつつ『バカッコイイ日常。』に登場する紙の束を抱えている和田くんの隣でペットボトルを手にしており、撮影合間のオフショットを連想させるようなシーンが描かれている。
  
 単行本[[23巻]]のカバー表(表紙)に登場。初表紙。髪の色が茶色系であることが判明した。岡さんの代役を務める和田くんと共に黒髪男子の代役として、険しい表情をしながら目の前でスマートフォンを構えている二木さんからの指示を聞いている様子が描かれている。 単行本[[23巻]]のカバー表(表紙)に登場。初表紙。髪の色が茶色系であることが判明した。岡さんの代役を務める和田くんと共に黒髪男子の代役として、険しい表情をしながら目の前でスマートフォンを構えている二木さんからの指示を聞いている様子が描かれている。
 +
 +テレビアニメ版[[アニメ喪1]]・[[アニメ喪5|5]]・[[アニメ喪6|6]]・[[アニメ喪10|10]]・[[アニメ喪11|11]]・[[アニメ喪12|12]]に登場。担当声優は[[wpjp>岩瀬周平]]氏。喪1のエンディングクレジットに「鈴木」名義で表記されていることから、原作と異なり名字はあらかじめ設定されていることがわかる。髪型は原作と若干異なっており(前述)、髪の色は濃い茶色。アニメでの初登場は、放課後の玄関昇降口でファミレスへ行く話をしていた根元さんと岡田さんに清田くんと共に絡み、後姿のアングルで「俺らも行くー」と発言しているシーン(アニメ喪1。原作の喪2にあたるシーンだが、シチュエーションは異なる)。原作と同様に「リア充グループ」のメンバーとして登場しているが、二学期の席替えエピソード(アニメ喪10)では、智子に挨拶する時と初絡みをアピールする時のセリフが原作での清田くんから鈴木くんへ変更されたこともあってかテンションが高くノリが軽い性格が強調されており、原作ではみられない智子と絡むシーンも描かれた。また、原作では未登場だったワクドナルドのシーン(アニメ喪1)や蛍輝祭のエピソード(アニメ喪11)などに登場しており、原作よりも出番が増えている。
  
 ===== 友人 ===== ===== 友人 =====
 +[[和田くん]]
 [[清田良典]] [[清田良典]]
 [[根元陽菜]] [[根元陽菜]]
行 105: 行 120:
  
 ===== 補足 ===== ===== 補足 =====
 +本ページについては、テレビアニメ版の設定を受けて「鈴木くん」の名称で新規作成されたという経緯があった。
  
 ===== 研究ノート =====  ===== 研究ノート ===== 
-==== 字について ==== +==== 字について ==== 
-前述の通り、作中では鈴木くんだと判断できるカットは後述する描写までは存在しなかったがテレビアニメ版の喪10で公開された[[1年10組]]の座席表では「鈴木」と記載されており(原作にあたる喪19では記載なし)、席の位置も原作と同様だったことから当該人物の字は「鈴木」の可能性が高いと思われる。+(前述の通り、作中では鈴木くんだと判断できるカットは3年次までは存在しなかったが)テレビアニメ版の喪10で公開された[[1年10組]]の座席表では「鈴木」と記載されており(原作にあたる喪19では記載なし)、席の位置も原作と同様だったことから当該人物の字は「鈴木」の可能性が高いと思われる。
  
-⇒南さんの台詞(喪163「こはるちゃん②」)から字と顔が一致し「鈴木」であることが確定した。なお、本記事では新規作成時のいきさつおよび本項目の内容に則り、便宜上確定描写以前の内容に関しても「鈴木」と呼称している。+⇒南さんのセリフ(喪163「こはるちゃん②」)から字と顔が一致し「鈴木」であることが確定した。なお、本ページでは新規作成時のいきさつおよび本項目の内容に則り、便宜上確定描写以前の内容に関しても「鈴木」と呼称している。
  
 ==== 根元陽菜との交友関係について ==== ==== 根元陽菜との交友関係について ====
-上記喪125の遠足で、これまで仲が良かった根元さんと清田くん・岡田さんの関係性が変化していると覚しきシーンが散見される様になったが、鈴木くんも遠足の時に根元さんと岡田さんがそれぞれ取った行動に対して咎めたり理由を尋ねるなことはいっさいしておらず(ただし清田くんの前で不快感は示していた)彼女と鈴木くんとの関係性の変化が暗示されていたが、前述通り根元さんが再合流後は気を遣うに一緒に回るかと声をかけていたため、根元さんの変化に対して関係を終わらせるのではなく、状況を静観していた可能性もある。+遠足のエピソード(喪125)で、これまで仲が良かった根元さんと清田くん・岡田さんの関係性が変化していると覚しきシーンが散見される様になったが(後に一時的なものだったことが判明し、関係は修復されている)、鈴木くんも遠足の時に根元さんと岡田さんがそれぞれ取った行動に対して咎めたり理由を尋ねるようなことはいっさいしておらず(ただし清田くんの前で不快感は示していた)彼女と鈴木くんとの関係性の変化が暗示されていたが、前述通り根元さんが再合流後は気を遣うように一緒に回るかと声をかけていたため、根元さんの変化に対して関係を終わらせるのではなく、状況を静観していた可能性もある。
  
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