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--- 喪64 [2024/08/07 00:26] – 補足の加筆、研究ノートの項目を追加 syumote
+++ 喪64 [2024/08/11 04:15] (現在) – 加筆修正 syumote
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 ==== 8月4日 昆虫採集 ====
-三人で夏休みの予定決めをした日([[喪57]])に智子が希望した通り、この日は「集めた虫を共食いさせて生き残った一匹に霊的な力を宿らせる」ことを目的に虫採りをすることになった。木の上にいた「大きい虫」を見つけたゆうちゃんは虫が苦手だったが、勇気を出してあみを持つ手に力を込めた。
+三人で夏休みの予定を決めた日([[喪57]])に智子が希望した通り、この日は「集めた虫を共食いさせて生き残った一匹に霊的な力を宿らせる」ことを目的に虫採りをすることになった。木の上にいた「大きい虫」を見つけたゆうちゃんは虫が苦手だったが、勇気を出してあみを持つ手に力を込めた。
 ==== 8月10日 海水浴 ====
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 ===== 補足 =====
-「8月10日 海水浴」ではとある出来事からコミケの後日にもう一回海へ行くという流れになっており、その時の様子が描かれる続編エピソードが次話([[喪65]])である。
+「8月10日 海水浴」では、とある出来事が理由でコミケの後日にもう一回海へ行くという流れになっており、その時の様子が描かれる続編エピソードが次話([[喪65]])である。
 「8月17日 コミケ」の冒頭、智子がりんかい線のことを「地下鉄」と言っているが、同線のうち大井町駅-国際展示場駅間は地下区間を走行しているので、確かにその通りであると言える。ちなみに地上区間より地下区間の方が長い。
 「8月17日 コミケ」で智子とゆうちゃんが眺めていたRX-78-2は実物大サイズで、時期的に2012-2017年にダイバーシティ東京で公開展示されていたものである。作中にて一部分(脚)しか描かれていないのは、2年次の初日([[喪39]])に智子が[[根元陽菜]]の名前を思い出そうとしていた際に思い浮かべていた「ネモ」(モビルスーツ)の頭部に目線が入っていたケースと同様、著作権対策だと思われる。
+「8月17日 コミケ」では小宮山さんがマリーンズ絡みでマニアックな内容の同人誌((『ロッチ QVC 全72試合観戦レポートアンソロ』『ロッチ若手選手2013私服コレクション 鴎これ』))を購入していたが、[[wpjp>審判員 (野球)|更にマニアックなジャンルに踏み込んだ]]同人誌も持っていることが後に判明している([[喪209_後編]]((単行本[[23巻]]では前後編がまとめられた喪209として収録))。
 本話が収録された単行本[[7巻]]「あとがき」(描き下ろし2ページまんが)の「修正」では、作画担当が「8月17日 コミケ」で小宮山さんが購入した同人誌の表紙に記載されている「ロッチ」について言及しており、原作担当に以前は伏せ字(ロ●テ)だったのにどうして?と尋ねていたが、原作担当が別の話題に終始したため理由は明らかにされなかった。
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 ===== 研究ノート =====
 ==== 本話に登場したスポットについて ====
-「8月10日 海水浴」にて智子たちが訪れた海岸は、遊泳禁止やアカエイの発生情報が事実に基づいていることから、架空ではなく実在するスポットの「幕張の浜」であることが考えられる。「幕張の浜」は1979年に人工の海水浴場として造られたのが始まりだが、その後海水浴場として維持するのが難しくなったために2000年以降は海水浴場が休止になり、前述した遊泳禁止((近年においても、警告されているにもかかわらずそれを守らない利用者による水難事故が度々発生している))となったいきさつがある。なお、「幕張の浜」は作者の別作品である『ライト姉妹』第22話でも登場している((舞台が同じ千葉県であり、作中の看板の文字が本作品と全く同一であることから同じ場所であることがわかる))。
+「8月10日 海水浴」にて智子たちが訪れた海岸は、遊泳禁止やアカエイの発生情報が事実に基づいていることから、架空ではなく実在するスポットの「幕張の浜」(作中にも記載あり)であることが考えられる。「幕張の浜」は1979年に人工の海水浴場として造られたのがはじまりだが、その後海水浴場として維持することが難しくなったために2000年以降は海水浴場が休止され、前述した遊泳禁止((近年においても、警告されているにもかかわらずそれを守らない利用者による水難事故が度々発生している))となったいきさつがある。なお、「幕張の浜」は作者の別作品である『ライト姉妹』第22話でも登場している((舞台が同じ千葉県であり、作中の看板の文字が本作品と全く同一であることから同じ場所であることがわかる))。
-「8月10日 海水浴」にて、7ページ1コマ目(三人が海岸を目の当たりにしたシーン)の左端に描かれている建物は、直角三角形のマークが付いている特徴から、アパグループの旗艦ホテルである[[https://www.apahotel.com/resort/makuhari/|アパホテル＆リゾート〈東京ベイ幕張〉]]の「セントラルタワー」((アパホテル＆リゾート〈東京ベイ幕張〉の前身である幕張プリンスホテル時代は「ホテルタワー客室棟」という名称だった(前述のマークはこの時より存在していた) ))であると考えられる。
+「8月10日 海水浴」にて、7ページ1コマ目(三人が海岸を目の当たりにしたシーン)の左端に描かれている建物は、直角三角形のマークが付いている特徴から、アパグループの旗艦ホテルである[[https://www.apahotel.com/resort/makuhari/|アパホテル＆リゾート〈東京ベイ幕張〉]]の「セントラルタワー」((アパホテル＆リゾート〈東京ベイ幕張〉の前身である幕張プリンスホテル時代は「ホテルタワー客室棟」という名称だった(前述のマークはこの時より存在していた) ))であることが考えられる。
 ===== 扉絵 =====