つらいことや哀しいことは人生を楽しむ為の香辛料だみたいな言葉を何かの本でみたけど… スパイスばっかだよカレーしかできねーよ!

Watamote-vol2-120p

単行本2巻121ページ目(喪18:モテないし夏が終わる)にあるモノローグ。

夏休みも終盤にさしかかり再び焦燥感にかられたもこっちは、はくちょう座流星群を見に、コンビニでカップメンを買って一人で公園のベンチに座ります。そして夜空を見上げながらふいにやってきた哀しみに涙をにじませながら思います。

なんで夏の終わりってこんなに哀しいんだろ…

夏休みが終わるから? 新学期への不安? 焦燥…? それとも夏の最後に一人で星みながらラーメン食ってるから…?

つらいことや哀しいことは人生を楽しむ為の香辛料だみたいな言葉を何かの本でみたけど… スパイスばっかだよ カレーしかできねーよ!

哀しんでいる割には上手い事を言うものですが、香辛料で美味しく感じる人生ならそもそも甘い人生には成りえませんね。まあそんな野暮な事は置いておくとして、いわゆる格言やことわざというものに時々妙に腹が立つという気持ちはよく解ります。

ちなみにこの部分は英語版2巻だとこうなってます。

つらいことや哀しいことは人生を楽しむ為の香辛料だみたいな言葉を何かの本でみたけど… スパイスばっかだよカレーしかできねーよ!

I READ SOMEWHERE THAT PAIN AND SADNESS ARE THE SPICES THAT MAKE LIFE MORE ENJOYABLE… BUT SPICE IS ALL I HAVE. ALL I CAN MAKE IS CURRY!